私たちについて
Lim's House Designとは
2022年8月に結成したヒョウ工務店の設計課(設計チーム)です。
Lim'sの由来は、自分の人生(Life is mine)と無限に広がる(Lim)を掛けてLim。
Solf House(ただ一つの家)Solfの頭文字を取って’s。‶Lim’s″というチーム名に決定しました。
家づくりは、一生に一度といわれている大きなイベントですので、そこで暮らす時間を大切にしていただけるような家づくりをご提案できるよう努力したいと思います。
衣・食・住で生活に欠かせない住の部分だからこそ、あなたの人生が無限に広がるようなただ一つの家造りを共にしましょう。
そのために私たちが限りなく理想の生活に近づけていけるようお手伝いさせていただき常に最新の家づくりを学び、あなただけの棲家を一緒に造っていきたいと想っています。
現在、代表・他2人をはじめ若手社員3名が設計部門に在籍しています。
私たちは高性能で、でも他とは違うような個性のある家を建てようと常にセミナーなどに参加し、設計力の向上や品質の向上を目指しています。
まだまだ結成して未熟な設計課ですが、知識と経験のあるベテランさんと若手社員が考え抜いた家を造りたいと考えております。
高性能で個性ある家をご希望の方はぜひLim's House Design に!
分譲住宅では高性能で注文住宅にも負けない個性的で極力コストを抑えた住宅を建てていこうとしていますので楽しみにしていてください!
こんな家に住みたいと思っていいただけるような住宅を造っていけるよう精進してまいります。
住宅のコンセプト
私たちが手掛ける住宅のコンセプトは"高性能で個性のある家"です。物価が高騰している今、マイホームを持つとういのは簡単ではなくなってきました。
それでもマイホームが欲しいと思われる方も大勢いらっしゃると思います。
そんな中、弊社では高性能で注文住宅にも負けない個性的で極力コストを抑えた分譲住宅を本格的に建築しております。もちろん注文住宅も建築させていただいてます。
断熱性・気密性・耐震性等の住宅の性能を上げる【高性能で注文住宅にも負けない個性的】な住宅を目指し、住宅性能評価等により根拠の示せる住宅の建築、そして評価書による資産価値の維持向上に特に力を入れています。
低価格な住宅も価格のみで考えると魅力的でもありますが、昨今の不動産事業などでの住宅の買取や仲介を鑑みますと低性能な住宅は安易に購入を決めるべきではないと考えます。
私たちは「とても安い」とまでは言えませんし、立派なモデルハウスを持っているわけでもありませんが、何十年も住む家のことを考え、設計及び施工の面でトータルコストの良い家を造る事が出来ます。
高性能な家を造る上で土地の仕入れから設計、施工、引き渡しまで自社で行っているからこその管理がしっかり行えることも強みです。
ただ高価な材料をただ選定しただけでは【高性能で注文住宅にも負けない個性的】な住宅とはなりません。
なぜその材料を使うのか、なぜそのような納まりとするのか細かいところまで把握し、『ちゃんと・真面目に・きっちりと‼』管理した施工方法により【性能の良い】住宅を造る事が出来ます。
ヒョウ工務店の住宅に関わる社員は高性能な家を造るためになぜそうするのか?などといった社内研修やセミナーなどを活用しています。
さらに事務所内や建築現場ですり合わせを行うことができるのでしっかりした管理体制が取れるのも強みです。
工事に関しては、設計者・施工管理者が正しい知識・正しい施工で工事を行うという意識を高く持って設計や工事を進めていきます。
設計者がお客様目線により施工監理者となり、第三者の目線で正しく図面通りに施工できているか、隅々まで確認・点検していくと共に、施工者が徹底管理するとともに第三者機関においても検査を行うことで、お客様に自信を持って高性能な住宅を提供してまいりたいと思います。
住宅が完成したら終わりではなく何十年も見据えた家づくりに努めたいと思います。
設計費用(設計及び監理費用)※概算とする(物件により金額は変更します)
代表からのご挨拶とヒョウ工務店の家づくり
私たち株式会社ヒョウ工務店は『ちゃんと・真面目に・きっちりと‼』をチーム合い言葉に代表以下スタッフみんなで日々、努力しております。
至らないところなどもあるでしょうが、若者の成長が組織の成長とリンクする!という想いもございますればあたたかくご指導及びご指摘いただければありがたく思います。
さて、1995年15歳の少年だった私・・・
1/17早朝。5時46分52秒忘れもしない阪神・淡路大震災マグニチュード7.3の兵庫県南部地震に神戸市北区にて被災いたしました。
当時、私の住む家は・・・12月に引っ越しをしたばかりの新築物件。
自宅近くの不動産会社の分譲する住宅を購入し、家族みんながワクワクとした正月明けということがうっすら記憶されます。
幸い、私の自宅も神戸市北区も神戸市の市街地と比べると被害は少なかったのですが自宅の地盤は沈み・・・建物は少し傾いたといった状況でした。(その後、私が成人し10数年後には不同沈下が進み、建物の傾きもひどくなり、シロアリ被害も発生したのも今の私の家づくりにも活きているとも感じています。)
そして震災当日、ライフラインはもちろん崩壊し断熱性能も耐震性能もない家でただただ寒い・・・余震が続き怖い・・・という感覚でした。
そして何より市街地の友人知人は家屋倒壊で、地震後の火災で、お会いすることが叶わなくなった方も多数います。
当時も現在も、神戸に住む人はそのような話は当たり前のように皆があり、毎年1月17日にはあの日を考えます。その後、震災を契機に法整備も進み建築基準法も大きく改正されどんどん耐震性能などを筆頭にお家の性能がアップされ続けられています。
その後、神戸の街は恐ろしいくらいのスピードで復興していきましたが、そのスピード復興のあまり地域コミュニティを無視にしたような開発や復興となり問題点も多々あります。
そして住宅建築は震災後の住宅事情の問題もあり、低質な住宅が多く量産されていき、法整備後もその変化についていけない施工者によりお世辞にもよい建築とは言えない住宅も多く建築されました。そしてさらに失われた30年ともいわれるデフレ時代に突入しており、とにかく安い家!ローコスト!低価格!というような家が主流となりやはり今でも残念ながらそのような風潮は(購入価格の問題もあり)多く散見されます。
そして今(2023年当時)、まさに物価高騰や燃料高騰により建築費も高騰しておりますが、それに合わせて低質な住宅を高価格で提供している販売会社も見受けられます。
家族が集い、楽しみ、悲しみ、など本来、家というものは家族と成長を共にするものと私は考えております。そういう意味でもやはり設計事務所・建築会社や販売会社に仲介業者には社会的責務は非常に高いと思います。
私は2008年ぐらいに建設業を営んでいるということもあり自宅を神戸市北区にて新築しました。
当時の私は建築士の資格もなく、ただ家を施工の立場から建てているだけの知識もない施工者でした。しかしまだ小さかった子供たちのことを考え頑丈な、温かい家ということで設計をお願いした先生に依頼し仕様などを自分で決めました。
当時の構造の先生や設計の先生は私のいう断熱性能や耐震性能に「過剰設計だ!」「コストがかかるだけでもったいない」などと言われましたが、神戸市北区は神戸の市街地より寒いところだし、一度大きな地震のあった場所なのであればまた、起こる可能性もあると思い、安全と安心を知識がないなりに追いかけたつもりです。さらに私の生まれる前に体の不自由な姉が火災で全身に大やけどを負うことがありました。それは石油ストーブが原因ではありますがそのような経験から火が怖いとの思いも潜在的にあり、オール電化住宅だと直火がない!と思いオール電化住宅にしました。
オール電化にするとやっぱり電気代が怖いな・・・汗。なんてことも考え断熱性能と遮熱性能の高い材料を選びました。当時としては高スペックですがあれから15年(2023年現在)ほど・・・
今では計算はしていませんが断熱等級3?4?程度??(感覚です・・・汗)
2025年の基準では等級4が義務化されますのでそう考えるとこれから20年後には世界基準で6++や7が標準化されるのかなと思います。
震災の語り部が減少で神戸も4人に1人が震災未経験者となったと報道で見かけました。
ヒョウ工務店の若いスタッフさんもほとんどが未経験者・・・
語り部とまでは偉そうなことは言えませんし、震災経験者の28歳以上(2023年現在)の神戸の方ならお知り合いで必ず、残念な結果となった知り合いがおられる事もあり、皆はあまり多くを語りたくないですし語らないのも事実です。
私が思うところ建築(特に住宅設計と住宅建築)で伝えないといけないことってたくさんあると思います。
まだまだ思いはたくさんありますが安全や安心、健康や防災、減災出来ることから家づくりを通じて活動したいと考えています。
株式会社ヒョウ工務店
代表取締役 瓢 裕一郎